パトランについて

安心で暮らしやすい社会のために。

「パトラン®」とは、防犯パトロールとランニングを掛け合わせて造語で、地域の安全を守る今までにない新しいスタイルの防犯活動です。私たちは、子どもや女性が安心して暮らせる地域社会の実現を目指して、2012年からパトロール活動を始めました。パトランは「地域の安全づくり」だけでなく、参加者への「健康づくりと防犯意識の向上」そして「活動を通じた仲間づくり」と一石三鳥の効果があります。

※パトランは商標登録を取得しています。第5865813号

時間帯による2つのパトラン

夜間パトロール

主に帰宅途中の女性や塾帰りの子どもが被害となりやすい駅や塾周辺をパトロールします。主に路上での犯罪被害の抑制に主眼を置いて活動しています。

メインの活動時間帯:20:00~23:00

活動時間:基本30分程度

下校時間パトロール

子どもの下校時間に合わせてパトランを実施しています。事前に小学校と連携しており、子どもたちは
「あっパトランだ」と声をかけてくれます。安全づくりの他、子どもの交通マナーの遵守などにも役立っています。

活動時間帯 15:00~17:00

活動時間:基本30分程度

コロナで生まれた新たなスタイル

新型コロナウイルスによりパトランの強みであった集団でのパトロールが困難になりました。
そこで、オンラインを活用した「シンクロパトラン」を新たに実施しています。オンラインツールを活用しているため、リアルで合わずとも仲間がつながり活動できる新たな試みです。

パトランが生む5つの効果

パトランは地域と参加する人にメリットをもたらすことができます。犯罪の抑制だけでなく
地域での仲間づくりや健康づくりにもつながっています。

【1】街頭犯罪の抑制

あらかじめ、犯罪が起きやすい時間や場所を想定したルートを設定し、効果的にパトロールを実施しています。また「すれ違った人とは目を見て挨拶」することをルール化し、地域住民とのコミュニケーションを図りつつ、犯罪抑制に効果的なパトロールを実践しています。

【2】まちの異変の改善

街灯切れや路上の欠陥、不法投棄など発見した事象は自治体や警察に報告し改善を要望します。また、路上で困っている人へのサポートや事故現場などに遭遇した際は現場対応などを行います。

【3】担い手づくり

防犯従事者を世代別に見ると、50歳以上が80%以上を占めるのに対し、10~30代ではわずか5%に過ぎません。パトランの参加者は、30~40代のこれからの地域を担う世代が中心であり、新たな地域の担い手づくりに役立っています。

【4】地域での居場所づくり

パトランは取り組むメンバーへの居場所をつくることを大事にしています。活動を通じて、自分の居場所ができることは、社会的孤立リスクを減少させます。

【5】健康促進

一人では続きづらいランニングも、仲間と共に取り組むことで継続的に取り組むことができます。パトランからランニングを始める方も多いのが特徴です。その中には、体調不良の悩みが改善され、フルマラソンを5時間で完走するようになった方もいます。

フィギュアスケーターの浅田真央さんも参加

YOUNG JAPAN ACTION2014で初代大賞を受賞し、浅田真央さんが福岡県宗像市でのパトランに参加されました。

住友生命YOUNG JAPAN ACTION >

日本文化としてパトランを世界に発信

外務省の日本文化を紹介するメディアでも紹介されています。

受賞歴


第1回「YOUNG JAPAN ACTION」大賞受賞

第12回マニフェスト大賞 優秀賞受賞


第6回スポーツ庁長官賞受賞


第1回スポーツ庁 Sport in Lifeアワード優秀賞

寄付によるご支援をお願い致します