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【防犯を考える】福岡県警との協議


先週末、福岡県警と性犯罪抑制のための打ち合わせをしました。理事の2名も同席です。今回は、性犯罪の加害者と被害者についての情報収集が大きな目的。パトランでは、性犯罪抑制を筆頭に、空き巣被害、ひったくりの被害の犯罪を抑制することにありますが、性犯罪の被害を抑制することは私たちの至上命題です。そのため、県警とはイベントなどを通じて接点があり定期的に意見交換しています。
ありがたいことに今回の打ち合わせでも、担当者は親身になって情報を提供してくれたり、パトランに協力してくれる意思が伝わってきます。前向きな意見交換ができて有意義な時間になりました。
話の中でも少し出たのですが、「犯罪加害者や被害者についての研究」がまだ進んでいないということがありました。これは僕も課題に思っているところです。

性犯罪は頭のおかしいやつが行う行動で常人には理解できない所業が致すところみたいな理解が蔓延しているのですが、実情はそうではありません。
そんな僕自身も、つい1年くらい前までは、犯罪者はおかしな人のやることで理解すらできないと思っていました。
しかし、性犯罪について知れば知るだけ犯罪者は簡単な一言だけでは片付けられないことに気づきました。犯罪者も元々は普通の1人の人間であって、何か原因があってレールを踏み外して、その原因を知ることは重要です。もちろん、犯罪者を擁護するつもりは毛頭ありませんが、犯罪者のことを知らずに、あてもなくパトロールや啓発活動をすることは効果的ではないだろうなと思うわけです。なので、今回のように犯罪者加害者や被害者についてのヒアリングを行っています。
1番の近道は、犯罪者に直接聞くこと。今その方法を模索しています。

 

 

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