成果事例

【兵庫県 今中明弘さん】ゆっくり走って、異変に気づく


兵庫県宝塚市でパトランに取り組む今中さん。いつものコースを見回りパトラン中に、倒れていた方を2度救護されました。

〈以下、今中さんのレポートです。〉

8月29日、17時から約60分。明日から新学期が始まるので通学路の見回りパトランに行ってきました。上の池公園前の歩道で倒れている70代男性を救護。

手足が痙攣。大量の汗。自力で立ち上がってもフラフラと車道の方に倒れそうになって必死で抱え込み。
通り掛かったご夫婦にお願いして救急要請。
夕方に日が傾いてから買い物に出たそう。でも暑くて熱中症になってしまったようです。
大事に至らなくて良かったです。

9月7日、19時半から40分。上の池パトロール。公園内で倒れていた60代女性を救護。

発見する5分ほど前に公園前の横断歩道をゆっくり渡る姿を見かけていて、足でも痛いのか?と。
公園外周を見回りしながら心配になってきて探したら、入口を入ったところの暗い路地で倒れていました。貧血めまい。自力で立ち上がれない。
近くの家まで肩を貸して欲しい…。
ご自宅は公園隣のマンションですが、このご時世もあり、御本人に断った上で救急要請しました。
別れ際に「親切な人に見つけてもらって助かりました。」とおっしゃっていました。

〈今中明弘さんのコメント〉
◇救護した時の気持ち
助けた時は、とにかく安全に救急隊に渡すことだけを考えていました。お二人とも高齢者ですから、発見や救護が早く行えてよかったと思います。
◇パトランへの想い
パトラン=地域コミュニケーションと考えて活動しています。挨拶もゴミ拾いも不法投棄の連絡もやればやるほど地域に愛着がどんどん湧いてくる実感があります。

今中さんは日頃から「地域の一員として」という想いを強く持って活動されています。そんな今中さんだからこそ、異変に気づき迅速に対応することができるのだと感じました。

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