10月中旬のとある日、熊本で活動するパトランナーの石本さんが活動中、熊本市東区江津湖畔で自転車ごと倒れている男子高校生を発見し救命しました。
以下、発見時の状況です。
石本さんは今年3月にも、熊本市内で転倒し頭を強打したお年寄りを救命されています。
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草が茂っていたので放置自転車か釣りしている人の自転車と思いました。近寄ってみると、クロスバイク自転車に跨った状態で男子高校生が微動だにしない状況でした。
急いで駆け寄り、声を掛けても意識がない状況だったので119番通報。
会話している時、散歩中の老夫婦に声掛けて手伝ってもらい、消防署の指示に従って呼吸の確認、お腹膨らんでいたので少しホッとしました。
自転車で通り掛かったご婦人を呼び止め、救急車の誘導を手伝ってもらい、約10分後に救急車は到着しました。
処置中は他の車が通らないように交通整理を実施。救急車到着後、男の子の意識は戻ったらしく、搬入先も決まったので見送り終了しました。無事回復しますように。
温かに見守る人の目の必要性
街には予想だにしない状況に遭遇することが多々あります。
今回のように緊急を要することもありますが、早急な対応により命を救うことにつながっています。
パトランでは犯罪抑止の監視ではなく、路上で困っている人たちのサポートや犯罪や事故が起きない環境をつくることを重視しています。
「その走りは『ため』になる」のスローガンのもとこれからも全国各地で活動を進めていきます。