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パトラン×地域防災を考える


6月30日に、パトランJAPAN事務局主催でパトランとしての防災を考える企画を実施しました。
このテーマで実施するのは今回が初めてのケースです。

九州一帯の豪雨予報で開催が危ぶまれていましたが曇りで雨は降っておらず無事開催できました。

パトランナー対象イベントで参加は総勢17人。宗像、キタキュー、博多、佐賀、久留米で活動するメンバーが集結しました。

まず話題提供として、事務局の時安から防災の基礎知識を共有します。

その後2つのグループにわかれてグループワーク。
今回は3つのテーマを準備しました。

1つめは「身近なもので防災グッズをつくってみる」

準備してきた小物を使い、ランプとスリッパをつくってみます。
ランプは正解に使い答えがでました。ツナ缶を使ってランプをつくること。
スリッパは各チーム創意工夫ありで各チーム盛り上がっている様子。
こちらからは、新聞紙だけを使ってつくるスリッパの作り方を共有しました。

2つめに実施したのはシミュレーションです。
「豪雨被害が起こることを前提に、パトランチームで何ができるか」をテーマに
それぞれのグループでディスカッションします。

チームとしてのルールや連絡手段、避難所・ハザードマップの確認など、チームとして事前に
取り組めることが様々あることを認識できました。

 

出た意見はそれぞれで共有します。

3つめは災害時、パトランチームとしてのルール設定をどうするか
2つめのテーマで出た意見をもとにそれぞれのチーム内で意見をまとめます。

パトランナーの行動規定や心得の規定、情報収集や共有、パトランの際にできることなどが
意見として出てきました。

これにて、まるっと2時間のワークショプ完了です。
時間が少ない中、初対面含む様々なエリアのメンバーが集まっての内容だったのですが、これを各チームで実施するとより具体的で実践的な意見が出てくると思います。

防犯同様に、災害に対してもあらかじめ備えておくということが何より重要だということを改めて認識できました。

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