【認定パトランナーNo.54 】
武田 正児さん
活動拠点 鹿児島県 鹿児島市
パトランを始めたきっかけを教えてください
私が住む鹿児島市与次郎地区は近年、商業地から居住可能となりマンションが建ち並び、人口が急激に増えました。
そのため住民同士の繋がりが浅く、町内会もないため防犯活動を行う組織がなく地域の問題は事実上、放置されていました。
そこで、私は地域住民に防犯活動の不備を訴え、手作りのチラシを配布するなど呼びかけをして有志を集め
「鹿児島市与次郎地区防犯パトロール隊」を立ち上げました。
ただ、立ち上げた後”活動の継続性”という問題に直面しました。
地域柄(後述)ランナーが多く、「ランニングしながらパトロールしてみては?」 と思い
ネットで調べたところ既に「パトラン」という組織、活動があることを知り立花代表の考えに共感し、即登録しました。
普段パトランしている場所は?
鹿児島市与次郎地区は住所の大半が商業施設やサッカーJ2”鹿児島ユナイテッドFC”のホームスタジアムである
「白波スタジアム」が占めており、 桜島を観ながら周辺を走るランナーが沢山います。
少し足を伸ばすと鹿児島市内を中心を流れる「甲突(こうつき)川」があり
北に繁華街の「天文館」、南には「鹿児島県庁」があります。
また、薩英戦争の舞台や坂本龍馬の新婚旅行地である天保山
西郷隆盛や大久保利通の生地である「加治屋町」など
書ききれないくらい 幕末・明治維新の史跡があり、歴史に触れることが出来るエリアです。
ただ、市内中心部であるが故に「公然わいせつ」などの子供や女性の被害報告が多数あり
気を引き締めてパトロールしています。
パトランをはじめての変化は?
元々、マラソンに興味がありランニングを始めたばかりでしたが
本格的にマラソンを始めるきっかけになりました。
また、パトランのPRを通じて 地域活動などに積極的に参加することで
地域住民、「パトランを始めたい」という有志の方々
パトラン事務局、パトランJAPANの皆さんなど、多くの人々と交流する機会が増えました。
新聞やテレビなどメディアにも取り上げられ、貴重な体験もさせてもらいました。
認定パトランナーになった感想・意気込みなど
パトラン不毛の地(笑)だった南九州で初の認定パトランナーになれたことは大変、光栄です。
ただ、”勝って兜のなんとやら”で、「パトラン鹿児島チーム」を立ち上げるためここが新たなスタートと思っています。
鹿児島パトランナーの”オピニオンリーダー”となれるよう
これからも日々「情けは人のためならず」のモットーで走ります。
SEIJI TAKEDA