2019年の7月に起きた福岡県粕屋町の通り魔殺人の判決が9月17日に無期懲役で結審しました。
古賀被告は「ゲーム感覚で犯行に及んだ」と供述。過去に性犯罪事件などを起こし、服役中に性犯罪の再犯防止プログラムを受けたにもかかわらず今回の事件を起こしたとの発言も。
ゲーム感覚という言葉への恐さと再犯防止の難しさを改めて感じさせられたように思えます。
何より、古賀被告の行為は、人の尊厳と敬意を踏みにじる残虐なもので、一生かけても償いきれるものではありません。
事件が起きた直後に、実際に現地を見に行ったところ、草木が生い茂っている状況で死角となる部分が多く見受けられました（現地調査の様子はこちら）
この内容については、新聞にも取り上げてもらい、行政へ改善の必要性を届けることができました。それからしばらく経過した後、現場は見通しがよくなり改善されています。
事件から１年２ヶ月、残されたご家族は辛い日々を送ってきたと語られていました。このような悲惨な事件が二度と起きないように、使命感を忘れずこれからも活動に取り組み続けていきたいと強く思います。
