10月12日午後6時ごろ、佐賀市在住でパトランSAGAチーム所属の石田一洋さんがパトランしている際に、川沿いの道路脇に1人で座り込んでいた5歳の男の子を見つけました。あたりは真っ暗になりかけており、石田さんは男の子が裸足だったことを不審に思って、声を掛けて男の子を保護しました。男の子は、家で留守番中に外に出てしまった迷子で、その後、捜索していた母親に引き渡されました。
今回の事案が重大な事件や事故に発展しなかった事は、石田さんの日頃からの防犯への熱い想いと、細やかな視点でのパトランの成果だと言えます。
パトラン中に今回のような事案に遭遇する事は稀ですが、だからこそ地道な活動が必要であると考えます。
石田一洋さんのコメント:
◆今回の事案に関しての感想
子供を保護して親元に届けただけなのに、感謝状を頂き大変恐縮しています。TV・新聞などのメディアでパトランの認知度が少しでも上がったなら望外の喜びです。
◆パトランを始めたきっかけは
二度の住居侵入被害に遭って、何か行動を起こさねばと思っていた時にパトランを知り、また、走るのを趣味にしていたので。
◆今後の意気込み
自宅周辺で、小学生や中高校生に対する付きまといや声掛けの不審者事案が発生しているので、人通りの少ない路地や団地など重点的にパトランして、重大事案に発展しないようにしていきたいと思います。