去る2016年の12月31日に事務局メンバーの立花、高堂、松田で2017年のパトラン発展の祈願に行ってきました!
場所は、大分県の豊後高田市にある天念寺。ここには世にも恐ろしき断崖絶壁にかかる橋(その名も無明橋)があり、それを渡った先に祠があります。
というわけで、遠路はるばる福岡から車を走らせること2時間。渋滞もなくスイスイと高速を走って目的地へ到着!登山道の下にある無動寺に車を停めさせてもらいました。
このお寺の住職さんによると、数年前に転落死者が出ているというらしく、
「無事生きて帰れるように行ってらっしゃい」
と送りだされました・・
いやはや、 なんだかすごいところに来てしまった。
寺の上には200メートルの絶壁。目的地ではないものの、これも圧倒的な存在感醸し出してます。
目的の祠までは、およそ40分かかるそう。服装はスカートやら、チノパンやら軽装すぎたことをやや後悔しつつ山頂を目指します。
年末も年末というわけで、他の参拝者はゼロ。ひとっ子ひとり見当たりません。
大丈夫かここ・・・疑念も持ちつつ、登り始めてほどなくして見えてきたのは、今にも動き出しそうな岩の巨人。
おおっすごいぞ!
と思ったのもつかの間。嫌な予感。
どうやらここを登っていかないといけないようです(汗)
いささか動揺しつつ、「落ちたら自己責任」と口裏を合わせて、みんなで登ることに。
地上からの高さはおよそ200メートルくらい。
落ちたら一巻の終わりの世界で「なんとか年を越せますようにと」鎖を握る手に力が入ります。
順調に登りきると思いきや、途中「もう無理!」とひとり叫ぶテンション高めの女史松田。
どうやら途中あまりの高さに心が折れかかっていたそう。それをなんとか励まして無事クリア。
ふう〜
2016年で一番リアリティを感じました。
これを毎日繰り返したら図太い精神が手に入りそうです。
難攻不落の鎖場コンプリート。
その頂上はアバターの世界でした。
しばし歩くと目の前には夢にまで見た無明橋!
おおうっ
ここもなかなかエグいではないか!!
これを渡りきると祠はすぐそこ!そろ〜と行きます・・・
ドキドキ・・・
一歩目が怖いですが、慣れてきたら結構平気。
が、調子にのると奈落の底です。
片足は怖い。がこれはやらねばとパトランポーズ。
バシッと決めれずすみません・・・
そして、祠に到着!
大分の国東半島は摩崖仏が有名なんですが、
それも納得の自然岩の圧倒的な存在感。自然ってすごい。
面前には、100万ドルの夜景ならぬ日本古来の原風景。
もののけ姫の世界です。先端には謎の岩。
修験道で使われていたんだと思います。たぶん。
そして、今回の目的の仏サマに来年度の祈願。
2017年もパトランを見守ってください!