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【広報誌】「佐賀県民だより」にて、パトラン佐賀の活動が紹介されました


12月号の県民だより「さががすき」にパトランSAGAが特集され、活動について紹介されました!表紙にも、パトランSAGAチームの写真が掲載されています。県民だよりは、38万世帯に配送され、インターネットにもアーカイブされます。

〜以下「県民だより」より一部抜粋〜

【特集】地域を走る!地域を守る!パトランSAGA

皆さん、「パトラン」という防犯活動をご存知ですか?パトランとは「パトロール」と「ランニング」をかけあわせた造語。街を走るランナー一人ひとりが地域を見守る「目」となり、みんなが安心して暮らせる社会を目指しています。福岡県から全国に広がった取り組みで、佐賀県でも昨年2月「パトランSAGAチーム」が発足しました。

 現在、パトランSAGAチームのメンバーは20代から70代までの98名。オリジナルのユニホームを着て、個々で自分の地域をパトランしています。佐賀市・鳥栖市・神埼市・鹿島市には支部があり、みんなで集まって走る合同パトランも定期的に実施。ウォーキングしながら地域のゴミ拾いをする「パトウォーク」も行っています。チーム代表の吉冨さんにお話を伺いました。

 「私はパトランをする時、すれ違う人に必ずあいさつをします。ほとんどの方は気持ちよくあいさつを返してくれるのですが、中にはあいさつを返してくれない人もいるんですよ。『あやしい』と感じたときには、もう一度近づいて『こんばんは』と声をかけるようにしています。決めつけは良くないですが、もしその人が犯罪をしようとしていた場合、顔を見られただけで『今日はやめておこう』と思うかもしれません。街頭犯罪は、私たち住民のチカラで予防できると思っています。」

 パトランの活動は犯罪の抑止のためだけにとどまりません。昨年、パトラン中のメンバーが道路脇に座り込む子供を保護し、佐賀北警察署から感謝状を受けたこともありました。他にも、点字ブロックが外れている、街灯が切れているなど、道路の危険箇所を見つけることも活動のひとつです。パトランナーたちにとっては「人とのつながり」が生まれることも大きな魅力。チーム内での交流だけでなく、活動に賛同してくれた高校生と一緒にパトランを行ったこともあります。

 「目標は佐賀県の街頭犯罪ゼロです。県内すべての市町にパトランの輪を広げるため、まずはこの活動を皆さんに知っていただけたら嬉しいです」と話す吉冨さん。自分自身の体の健康、人とのつながりの中で生まれる心の健康、そして街の犯罪抑止につながるパトラン活動。今日も赤いユニホームを着たランナーたちが、地域を見守りながら走っています。

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