栃木

”防犯パトロール中”をスマートに認識してもらうには?


4月8日(土)栃木チームの皆さんと交流&意見交換をしてきました。

栃木チームは2015年の末にスタートしたチームで、福岡県外では初となるチーム。

代表の上武さんを中心に、幅広い年齢層で構成されています。拠点の軸は宇都宮ですが、メンバーの皆さんが住む場所は近隣の市に蜘蛛の巣のように広がっていて、活動エリアは多岐にわたっています。

今回の訪問では、これまでのパトランの経緯やこれから目指すもの、そして今年度から取り組む新しい内容などについて説明し、その後はざっくばらんに皆さんとパトランの課題などについて共有しました。


その中で1つのポイントとなったのは
「1人でパトランする際の一般ランナーとの識別について」

複数人でパトランする際は、パトロールをしていることが一般の方にも認識されやすいが、こと単独でのパトラン時に限っては、一般ランナーと区別がつきづらいということ。

パトロールをしていることをパッと瞬時にわかってもらうためには、防犯パトロールと記載してある腕章をつけることや、ビブスを着用してみてはどうか。子供やお年寄りに、分かりずらい英語表記のPatorol Runningをカタカナでパトランとしてはどうかなどのアイデアも。

ここは正直何が正解かは難しいところなんです。
あまり分かりやすくしすぎるとその辺の防犯パトロール団体と変わらなくなるし、複雑にしすぎても人に伝わらないという。左胸のマルパマークもそうなんですが、シンプルなのがいいのは間違いないです。
その辺のバランスについては、「女性が着たいと思うか否か」を重視しています。

パトランが大事にしてきたデザイン性と認識のしやすさを兼ね備え、そしてかっこよく!を実現できるように今後も思考を重ねていきます。

また、夜間時のパトランの際は、市民から見るとライトを持っていることが安心の証になるということから、オリジナルのライトの制作や点滅型のバッジなどで目立つようにしたいとの意見をいただきました。

ライトは、パトランの必需品。
あわよくば、ライトメーカーさんなんかと協力してオリジナルのものを制作できればいいなあとは思ってました。それには一定のキャパが必要なんですが、それを満たせる規模感になってきたんじゃなかろうかと薄々思っていたところ。メーカーさんにとっては、防犯パトロール市場に目を向ける機会になるだろうし、そんなに悪い話ではなかろうもんと心半ばに念じている次第です。我々にとってもオリジナルライトができると嬉しい。無償か特別価格で提供してもらえれば、全国のパトランナーに配布することも現実味を帯びるので、まずは一度、コンタクトとることから始めます。

点滅型のバッジはキタキューチームからも要望をいただいているので、これは早々に実現したいと思って只今調査してるところです。

上記はほんの一例ですが、日頃お会いできないメンバーの皆さんと交流できて、いい刺激をいただきました。参謀の加藤さん、いい笑顔です。

今回の遠征でも、たくさんの貴重な意見をいただきました。「パトランが地域の安全を作っていくために必要なことを何か」を判断の軸に置いて、いただいた意見を活かしていきたいと思います。

この日の帰り際、日光へ足を運ぶ乗り換え路線について駅員さんに尋ねると、3秒の間のあと「日本人ですか?」そう言われた立花でした。

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安心して暮らせる社会をつくるため、私たちはこれからも取り組みを続けていきます。



 

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