成果事例

2020年度の活動実績と犯罪件数の推移


日本全体の犯罪数について

2020年度 刑法犯認知件数の推移

日本全体の刑法犯の認知件数は減少傾向にあります。
2020年度は614,231件となり、2019年度と比較して18%減少しました。
戦後最高となった2002年と比較して、その件数はおよそ5分の1にまで減少しています。

項目別の犯罪件数

パトランでは、主に街頭で発生する4つの犯罪の減少を目標に掲げています。
それぞれの項目においても犯罪件数は減少しました。

・性犯罪     5,486件(6,305件)
・窃盗    417,291件(532,565件)
・ひったくり  877件(1,553件)
・放火                786件(840件)
          (前年件数)

2020年度 都道府県別認知件数

都道府県別の認知件数を見ると以下のような順になります。
2018年度から上位8件の顔ぶれに変化はありませんが、どの都道府県でも例年よりも大きく犯罪数が減少しています。これはコロナウイルス蔓延の影響があったと考えられます。

東 京 82,764件(-20.9%)
大 阪      68,351件(-19.3%)
埼 玉   44,485件(-19.8%)
愛 知      39,897件(-20.1%)
神奈川      35,241件(-15.7%)
千 葉   34,685件(-17.0%)
兵 庫  34,246件(-15.2%)
福 岡     27,627件(-20.0%)

パトランにおける活動成果

パトランによる活動実績

2020年度の活動のべ人数は29,486人と過去最多の人数を更新しました。
また活動時間も27,767時間と最多を更新しました。コロナ下で活動が大きく制限された中でしたが、日々の地道な取り組みを継続することができました。

パトラン活動エリアにおける犯罪数の減少

パトランチームが活動する地域においては、42,925件の刑法犯罪を減少させることができました。
チームによる定期的なパトロールが犯罪数の減少につながっています。

東京都(東京チーム)−21,900件
兵庫県(伊丹東播磨チーム)−6,149件
京都府(京都チーム)−3,285件
滋賀県(びわこチーム)−732件
福岡県(宗像北九州博多古賀福津糸島・久留米)−4,567件
山形県(山形チーム)−190件
松戸市(松戸チーム)−678件
栃木県(栃木チーム)−191件
佐賀県(佐賀チーム)−333件
西尾市(西尾チーム)-182件

街の異変の報告と改善件数

表彰事例

各地の警察署から感謝状の贈呈をいただきました。

【子どもの保護】佐賀県佐賀市/石田洋一さん

https://patorun.com/archives/13720

【感謝状】山形県米沢市/山形チーム
https://patorun.com/archives/14033

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